こんにちは!
いやー、暑いですね夏。
夏休みに作文の宿題が出る学校は結構あるのではないでしょうか?
作文とはもちろん文章を書くわけですが、文章が書けない!と悩んでいる人かなりいると思います。
- 長い文章が書けない!
- 書く内容が思いつかない!
- そもそも書きたくない!(これはどうしようもない笑)
- クソ暑いし頭が働かない!(エアコンに頼って!笑)
自分も作文(文章)を書くことは苦手でしたが、ポイントをつかめばそれほど時間もかからずに原稿用紙2、3枚はサクっと書けるようになると思います。
文章が苦手な人は、いきなり書こうとする人が多いです。
そのやり方はなかなか難しいのです。
あらかじめ「この流れで書こう」という目次を作ることから始めると、あっという間に完成度の高い文章が完成します^^
・・・おもしろいかどうかは別としてですが(笑)
目次
夏休みの作文のテーマについて
学校によって、夏休みの作文のテーマが決まっている場合と決まっていない場合があると思います。
それぞれのケースについての考え方を書いていきますね。
夏休みの作文のテーマが決まっている場合
学校から「このテーマで作文を書いてください」と指定される場合です。
これはある意味楽で、テーマを考える必要がありません。
しかしテーマを決められてしまう分、全然興味ないから書けないよ・・・と嫌になってしまうものです。
でも大丈夫。書けない場合は以下の問いに答えてみて下さい。
- あなたはそのテーマについて考えたことがありますか?
- 考えたことがある場合もない場合も、その理由はなぜですか?
- あなたはそのテーマを好きですか?
- なぜ好きですか?なぜ好きではないですか?
- そのテーマに興味がありそうな人はどのような人ですか?
- それはなぜですか?
- そのテーマはニュースになったことはありますか?
- ある場合は、どのようなニュースでしたか?
- そのニュースについてなにか感想はありますか?
- そのテーマについて小さなことでも自分が参加できることはありますか?
- 参加したらどう考えそうですか?
- →実際に参加した場合はどう感じましたか?
- 今後このテーマに関してどのように関わっていきたいですか?
上の問いに丁寧に答えていくと、これから書く文章の自分の立ち位置が大体は決まってくると思います。
文章を書く基本は「どこからスタートしてどこにゴール(結論)を置くか」を決めることです。
自分自身に効果的な質問をすることは、作文だけでなく人生の選択にも使える楽しい方法なので、身につけて下さいね!
夏休みの作文のテーマが決まっていない場合
テーマの設定も含めて文章を書く場合ですが、自由すぎて逆に書けない!と筆が止まってしまう人も多いと思います。
テーマが決まってしまえば上の「テーマが決まっている場合」の方法も使えますが、まずはテーマを決めることを考えていきましょう。
作文のテーマは「かっこつけない」
学校に提出する宿題ですから、どうしても「きちんとした作文を書かないといけない・・・」と考えがちですが、それは終わりの始まりです。
最近は「生活作文」というジャンル?で書くことも多いと聞きますが、生活とは「生きていくための活動」ですから要するに何でもいいんじゃないですかね?(笑)
と私は解釈しています。
せっかくですから、自分が興味あることを書いた方が楽しいです。
昆虫でもスポーツでも勉強?でも歴史でも旅行でもパソコンでも海でも川でも山でも・・・
面白い文章というのは「切り口が面白い文章」です。
例えば自転車が好きなので、自転車をテーマに・・・としてしまうと書く範囲が広すぎてぼやっとした作文になりがちです。
結局何が言いたいか分からない作文は読んでいても面白くないですよね。
作文のテーマを絞る
これは出来たらで良いですが、テーマを絞ってみましょう。
例えば自転車が好きなら
- 私が今の自転車に乗っている理由
- ママチャリについて語ってみる
- 自転車のパンクについて
など、テーマを絞るんです。
あまりにマニアックすぎると読む人を置いてけぼりにする可能性があるので、あくまでも「書きたいこと」と「読む人の前提知識」のバランスを取りながら書くことを心がけて下さい。
テーマが決まれば「テーマが決まっている場合」の問いに戻っていけば、自分の立ち位置が決まります。
問いには丁寧に答えていってくださいね。
スタートとゴールを決めて目次を作る
作文は「こういうテーマについて書いていきます」という話からスタートし、ゴール(結論)まで進んで行きますが、ゴールを決められていないから作文が書けないことが多いのです。
テーマが決まったらゴール(結論)を決めて下さい。
問いに答えることで自分の立ち位置は決まっていると思うので、言ってしまえばその立ち位置がゴールです。
そしてそのゴールに向かって書いていくことが作文(文章)です。
作文の場合は「目次」は書かないとは思いますが、どのような流れでゴールまで持っていくのかは自分の中で目次を作っておいた方が良いです。(メモしておいた方が良いです)
目次が出来ていれば、正直なところ、後は文章を埋めていくだけなので案外すらすら書けてしまうことが多いです。
その為の「問い」だと思ってください。
これだけは知っておこう!5W1H!
伝わりやすい文章の鉄板として5W1Hがあります。
ただ、個人的には「分かりやすいがやりすぎると面白くない作文」になってしまうと思うので、最低限考える必要がある、くらいにしています。
でも作文が慣れていないうちは注意して考えてくださいね。
※仕事をする場合はこれが出来ないと怒られます(笑)
5W1hとは(When、Where、Who、What、Why、How)
でた英語! でも超簡単です。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
が分かるように人に伝えるということです。今回の場合は文章を書くということですね。
書いている本人は分かって書いていますが、読む人に伝わっているかどうかを5W1Hを考えながら読み返してみて下さい。
意外と「あ、この段落When(いつ)が抜かってるから勘違いされそう」なんて発見はありますよ。
自分事と他人事を近づけるということ
これは少し哲学的かもしれませんが、考えることが楽しいと思うので書いてみますね。
- 自分はいいけど、他人はダメ
- 自分はダメだけど、他人はいい
ということは人間だれでもあると思います。
あと、他人へのアドバイスはできるのに(正しいかアドバイスどうかは置いておいて・・・)、自分のことになると急に行動できなくなる人も居たりします。
作文(文章)を書くということは、もちろん自分の立ち位置から書いていくわけですが、自分の考え方、考えていることを整理する行為ですし、新たな自分の発見もたくさんあります。
そして自分の知識不足に気付き、本を読んだり調べたりします。
- 自分はこう思うけど、他の人はどうなんだろう?
- 今まで当たり前と思っていたけど、違うんだろうか?
- 全然興味なかったけど、ちょっとだけやってみようかな?
- こうなったらうれしいけど、うれしくない人もいるのかな?
こんなことも考えてみて下さい。
「自分がこう思う!」だけでは独りよがり文章になりがちです。
この辺りをはっきりさせることで、自分の立ち位置がより正確に決まり、説得力のある文章が書けるようになりますので試してみて下さい。