日本の暑い暑い夏・・・
私が子供の頃は「熱中症」という言葉は一般的ではなく、外で校長先生の話を聞いている時に「日射病」で倒れていく生徒がいました。
当時よく使われたいた「熱射病」「日射病」は現在の「熱中症」に統一(総称)されているようです。
※統一といっても熱射病や日射病が無くなったわけではありません。
ここ数年、熱中症による死者が目立って報道されています。
実際、厚生労働省のWEBサイトに公開されている「熱中症による死亡数の年次推移」を調べてみると
- 平成7年:318人
- 平成12年:207人
- 平成17年:328人
- 平成22年:1731人
- 平成25年:1077人
- 平成27年:968人
と10年前と比べて激増しています。
※60歳以上の年齢の死亡数が多くを占めています。
都市部のヒートアイランド現象や、高齢者の一人暮らしがこのような結果になっていると考えられています。
死亡数で上の数字ですから、熱中症で体調を壊している人の数は膨大になりそうです・・・
若い人も他人事ではありません!
熱中症を対策するグッズがたくさん販売されていますので、まとめておきます。
目次
熱中症になる原因
ズバリ、高温の環境の中に長時間いることが原因です。
人間の体は何もしなくても体温調整をしていますが、その機能が正常に働かなくなります。
その結果、失神や痙攣、疲労などが症状として現れ、重度の場合は死に至るケースもあります。
真夏に直射日光にあたり続けることはもちろん危険ですが、家の中でも高温なら熱中症になるケースもあります。
疲れや寝不足、夏風邪などで体調が良くない時も熱中症には十分注意してください。
熱中症対策グッズ
これだけメディアで熱中症が報道されていますので、熱中症対策グッズもたくさん販売されています。
自分にあったグッズを見つけて、熱中症にならないようにしましょうね!
外にお出かけ時
折りたたみ日傘
外出時、直射日光を浴び続けることは危険です。
でもずっと傘を持っていないといけないのは荷物になっちゃいますよね?
大丈夫です、カバンに入る折りたたみの日傘なら気軽に持ち歩けます^^
今治タオル(ハンドタオル)
世界に轟く?私も大好きな今治タオルです。
(熱中症対策グッズとは少し方向性が異なりますが・・・)
汗を拭く時にタオルを持ち歩くのはちょっと・・・という人も小さなハンドタオルなら気軽に持ち歩けます。
今治タオルの吸水性は優秀ですから、1枚持っていれば大活躍します。
私はランニングをしますが、大活躍します。
冷却スプレー
応急処置ですが、一時的に冷やすことも大事です。
暑さに弱い人は持っていると安心です。スポーツのときなどにはよく使うスプレーですね。
扇子(せんす)
家の中ではエアコン、うちわ、扇風機で良いと思いますが、持ち歩くには扇子がかさばらなくて良いですね。
見た目もたくさんの種類があって楽しいです!
1本持ってカバンに忍ばせておくといざという時に役立ちますよ^^
ペットボトルホルダー
外出時も水分補給は大切です。
ペットボトルを買った時、あまりにも喉が乾いていると一気に飲み干すこともあると思いますが、大体の場合は一気には飲み干さないですよね?
そこで便利なのがこのペットボトルホルダー。
物によっては差し込みがかなり硬い商品もあるようなので、自分に合ったものを選定してくださいね。
クールリュック
これはお出かけ時というか「炎天下で仕事(作業)をしなければならない場合」に役立つ熱中症対策グッズですね。
背中に保冷剤を入れて、リュックのように装着するだけです!
レビューを見ていると結構効果ありの声が多いですね。
空調服
正直びっくりしました、こんな服があるなんて・・・
こちらも仕事や外で長時間作業する時に役立つ熱中症対策グッズですが、使ってみてよかったというレビューがかなり多い商品で気になっています・・・
家の中
熱中症指数付き温度計
家の中に持っておいて損はないアイテム。
熱中症の危険度として熱中症指数(WBGT)を表示してくれるものがよいですね。
ひんやり枕シート
首元や頭を冷やすことは効果的です。
家の中でも熱中症になる可能性はありますし、暑くて寝苦しい→睡眠不足→熱中症という悪循環になることも考えられます。
睡眠は大事ですのね、熱くて寝苦しい人は試してみる価値はあります。
直射日光を防ぐブラインド
窓からの直射日光は室温をかなり上げます・・・
カーテンでは光が部屋の中に入ってきてから日光を止めますので、温度上昇を防ぎ切ることはできません。
やはり窓から中に入ってくる前に日光を止めたい。
上のようなスクリーンでもいいですし、ちょっとおしゃれにオーニングという選択もありだと思います。
熱中症対策の食べ物
熱中症にならないようにするためには
- 水分
- 塩分
- カリウム
が不足しないように気をつけてください。
やはりおすすめは夏野菜である「オクラ!」
オクラばかりでは困りますが(笑)、簡単に調理できておいしいオクラは熱中症対策には外せない食材です。
まとめ
熱中症は油断できません。
実は私は真夏にランニングをしていたときに、今までに感じたことがない体の変化があったことあります。
水分は十分補給しながら走っていたのですが、体の中からの熱が強すぎて足が止まり、歩くことが精一杯な状態になりました。
走った距離はいつもの半分。。。
とにかく外気が暑いのではなく、体の中から外にかけて異常に熱が放出されている感じでした。
家に帰って冷たいシャワーをかけ続け、水分をたっぷり摂ることで1時間位で体調は戻りましたが、ちょっと怖かったです。
油断は禁物です。